うんこ味のカレーとカレー味のうんこ。という超詐欺的な選択について。
ヒトは人生において”究極の選択”というものに迫られることがある。
成長過程において必ずどちらかを選ばないといけない時、またある時は、他人からもう一歩、プライバシーという領域への侵入を許可する時。
あらゆる場面において、ヒトは選択を迫られる。
その選択の究極の究極が、、、、二択。
二択だと思う。
他への退路は一つとして無く。
頭で想像する限り、前と後ろの二択ではなく、
右斜め４５度と、左斜め４５度の分かれ道である。
どちらが正解と分かっていれば、この”二択”という悪魔は
姿を現さない。
そこに優しさはなく。ただ淡々と、鼓動を速め、
貧乏ゆすりと、唇の乾きが止まらなくなる。
どちらかを選択し、正解だと信じ、
ひたすら突き進む運命に誘われる。
今回の事件はここである。
この究極の”二択”に
嘘はあってはならない。
ましてや嘘があれば
究極の”二択”は構築されない。
ただいま、この釈迦モンの一般相対性理論が
崩れ去ろうとしている。
題名にもある通り、今回のトピックは、
”うんこ味のカレーとカレー味のうんこ”
である。
皆さんも、小学生から高校生にかけて
ありとあらゆる場面で多用したことだろう。
回数で言うと、
生徒「先生！トイレ！」
先生「先生はトイレじゃない！」
というやりとりと同じぐらいの回数で
行われていたに違いない。
先生のこの返し、実は生徒たちにとって
クソほどどうでもいいボケであり、
シンプルに面白くなく、
あまりにも沈黙すぎると、
先生の面子が立たないので、
気の利いた女子と、
本当に面白い男子たちが、
うんこレベルの愛想笑いを浮かべていたことは
知る由もなかっただろう。
先生、ありがとう。
少し話が、遠洋漁業レベルの遠出を
してしまったので、帰港させる。
書くのがめんどくさくなてきたので、
結論から言うと
”うんこ味のカレーとカレー味のうんこ”
どっちもうんこじゃね？
これである。
目の前で、魚病学についての弁論が
なされている中、
私は一番後ろの席で、
うんこについて８００文字を書き上げた。
うんこの読み方は
u-nn-ko
アルファベットにすると
UNNKO
カタカナで
ウンコだ
このどちらもうんこだという結論に
至ったのは、
ヒラメキからである。
まず一つ目の選択肢
うんこ味のカレー
これはそのまま
うんこの味がする、
インド料理のカレー
すなわち
カレーであるが、うんこの味がする物質である。
ということは、
この物質は、カレーというよりも
うんこに近い物質ということになる。
カレーの見た目に
硫化水素などのにおい成分が含まれ、
悪臭を放つもの。
適度にジャガイモやニンジン
などの固形が混入し、
割と軟弱そうな物体。
これはうんこである。
糞ともいう
読み方は
ku-so
アルファベットにすると
KUSO
カタカナで
クソだ
続いて二つ目の選択肢
カレー味のうんこ
これもそのまま
味はあくまでもカレーであるが、
見た目はよく知るうんこ
ほとんどの場合棒状をしており、
うまい棒ほどの太さ、
最初と最後は、
クレッシェンドと
デクレッシェンドになっていることが
好ましいとされている。
カレーの味に
棒状、
茶色、
ジャガイモ、
ニンジン、
とうもろこし、
、
、
、
クレッシェンド、
デクレッシェンド。
これは他の何者でもなく、
うんこである。
ここである公式が成り立つ。
うんこをxとすると、
うんこ味のカレー＝x
カレー味のうんこ＝x
よって
うんこ味のカレー＝カレー味のうんこ＝x
証明された。
うんこ味のカレーとカレー味のうんこは
どちらもうんこである。
釈迦モンの一般相対性理論が
成り立たなくなったところで、
最初の議題に戻ろうと思う。
うんこ味のカレーとカレー味のうんこ
これは超詐欺的な二択の問題であるということ。
皆さんもすでにお分かりだろう。
この質問
要するに
うんことうんこ
どちらかを選べという問題である。
恐ろしい
末恐ろしい。
選択する側に逃げ道はない。
どの道に行ってもうんこ
うんこ
うんこ
うんこ
である。
この世の中には理不尽なことが
たくさんある。
私たちはそれに負けじと
生きていかなければならない。
うんこに勝つために。
うんこと共にあらんことを。
今回の記録
３５uk
